2017/02/04

淡路島の家



http://note.jinoie.jp/
「淡路島の家ができるまで」たちあげました。
http://note.jinoie.jp/
淡路島の家とは、そこらへんで取れる素材でそこらへんにいる人たちときちんと家づくりしていこうという取り組みです。まずは、自分の家で実験します。昔からある民家のようにすこしづつ淡路島の景色になっていくといいなぁと思ってます。
まだ、淡路島の家という完成した商品を見せることはできません。そこに至るであろう経緯や考えたこと、学んだこと、体験したこと、課題などの記録です。この段階では学術的にどうとか、正解はこっちだとか、あんまり重要だと思っていません。とにかく実践してみて体験して、そこから学んだことを大切にしています。知ってしまえば当たり前のことでも、初めて知ったときの感動や驚きはその時だけ。でも、そこが一番大切で面白いところだとおもっています。自分たちがあとで振り返ってみるためにも大切な記録です。
淡路島の家ができるまでを通して、すこしでも家づくりに興味をもってもらって、建築を好きになってもらえたらうれしいです。

「淡路島の家プロジェクトについて」(HPより)
そこらへんの素材で、きちんと建てる。
淡路島の家は、その土地にある身近な素材で家を建てませんか、という暮らし方の提案です。
かつて、ご近所同士で力を合わせて裏山の木を切り出し、自分たちで家をつくるのが普通だった時代のように。その土地から生えてきたような家を、あたりまえのように建てられたらと思うのです。
幸い、淡路島には木や竹、土、石、和紙、瓦など家づくりに必要な材料が豊富にあります。林業が存在しないため、気候や地質、植生を調査したり、木の伐採や製材など木材を調達する仕組みを生み出すことがひとつの大きなポイント。さらに、受け継がれてきた技の発掘や、経験も知識も豊かな人材をつなぐなど、したいことやするべきことがどんどん増えていくのも、終わらない宝探しに挑んでいるような気持ちです。
その土地に生え、根ざした家は、いつかその地へ還っていきます。その地ならではの特性をいかし、その地の素材で、その地の人による家づくりを。日常の心地よさは、なにげない日常を見渡すことから徐々に広がっていくはずです。

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